執事の置き手紙

ninoyaという会社で執事業務にいそしむ毎日です。

【書評】モテと非モテの境界線

AV監督の二村ヒトシさんと、女のプロの異名を持つ川崎貴子さんの人気対談が書籍化されたモテと非モテの境界線。講談社さまよりご恵投いただきました。 

gendai.ismedia.jp

 

タイトル通りモテと非モテの境界線はどこにあるのか?を探っていくわけですが、まあ読み進めるほど痛みを伴います。あるいは軽い絶望感とも言うのでしょうか。ただ幸せになりたいだけなのに、そこにあるのは無理解の断絶です。

 

それでも本書はモテと非モテの境界を見定めたいと願うひとの処方箋にほかなりません。男性にとっても女性にとっても得るものは多い本書ですが、ここからは男性の視点で中身を見ていきます。

 

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コミュ障は起業に向いていないのか?

一昨年起業して以来よしなごとを記録しています。

bokurasha.hatenablog.com

aatoku.hatenablog.com

 

おかげさまで3月に無事三期目を迎えて、気づけばもう第一四半期が過ぎていました。光陰の矢!

 

ninoyaという会社をやっているのですが、創業当初からのWebマーケティング事業に、婚活支援事業とWordPressのテーマ販売事業が加わりにぎやかになりました。

 

まあ、そんなことはさておき「コミュ障に起業は向いていないのか?」という話でしたね。

 

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ゆく年くる年インターネット #HyperlinkChallenge2015

隠居系男子の鳥井弘文さん発の「ハイパーリンクチャレンジ2015」。

inkyodanshi21.com

 

いろいろなライターやブロガーさんが「わたしの好きな記事」を発表されていて、素敵な企画だなーと遠巻きに拝見していたら、青柳美帆子(id:ao8l22) さんからバトンをいただきました。

 

f:id:aatoku:20151231172104p:plain

 

まったく別の世界線の話だと思っていたので多分こんな感じで記事を見ていました。感謝を込めて記事紹介へと移る次第です。

 

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あの頃の情景を呼び起こす「きのこ帝国」というおそろしいバンド

多かれ少なかれ文章を書く人であれば、あの人には敵わないと敬愛してやまないエッセイストやコラムニストがいるのではないでしょうか。

 

彼・彼女らのなにが素晴らしいと言えばその視点。技巧的にすぐれた文章は数あれどその人にしか持ち得ない視点があります。

 

ごく私的なエピソードから気付いたら社会一般に対する問題提起へ。ミクロからマクロへと切り替わるその見立てに、ああやられたと一人膝を打ちます。

 

それはきっとミュージシャンにも同じように言えるでしょう。

 

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